ソウルメイト
ソウルメイトって聞いたことがありますか?それは魂レベルでの繋がりです。
皆こちらの物質世界に生まれたあなたをサポートしてくれる為にやってきた別の魂の人のことをこう呼びます。
その出会いはいつ訪れるかわかりませんが、一般的には大人になってある程度苦労もし魂を理解して来た頃出会うと言われています。私も何人かに出会っています。
一人は兄です。何かというと私が困った時、いつも素晴らしい距離感で助け舟を出してくれていました。
遠く外国に離れていてもいつも気にかけてくれています。本当に心から感謝しています。
もう一人は勤めていた時から姉のように愛のムチで優しく今も気にかけてくれて何でも話せる5つ上の大親友です。
もう一人は”さよなら”してしまいましたが、私が強く願った事が叶った人物です。それはあまりにも劇的でした。それをお話しするとこうです。
ある時近くの広い公園に愛犬と共に散歩していた時でした。フルートの音色に誘われて、一体どんな人がこんな公園で上手に吹いているのだろう?と思い、声を掛けた時でした。
何を話したか覚えていませんが、フルートが上手だったから何か言ったのでしょう。
それから半年ぐらい出会わなかったのですが、ある秋の日、公園で再会したのでした。
何か歴史的な話もし、よく話したと思います。その時にフルートで演奏してくれたのが、
“カバレリアルスチカーナ間奏曲”だったのです。
この曲は忘れもしない思い出がありました。私が14歳の時出会ったクラシックギターを教えてくれていた人が
いましたが、その方の大学のマンドリンオーケストラ演奏会で彼が指揮をした曲だったので本当に驚きました。
わたしはその人のことを尊敬の念を持って心より愛した人だったのでよく覚えていました。
そして、公園て出会った人に対して、我々はクラシック音楽が共通の趣味だと知って大層嬉しく思いました。
彼は大学在学中にマンドリンクラブの演奏会を外部で興行する事務方をしていた経験がありました。
又、大企業を中途退職し自分でバーを経営していたこともあり、ローカルなオーケストラでフルート演奏者だった
こともあったそうでした。
一方、私は高校時代にマンドリンギター部を創設、その後大企業に定年近くまで勤務し、その後オーストリア風🇦🇹カフェを2年半経営していました。経歴まで私と似かよっている所も多かったように思います。
しかし信じられないことに、再会してから2,3ヶ月した時、丁度新春駅伝大会の応援見物に行った時に全く別の側面を見せたのです。穏やかに見えた人が突然別人の様に激怒した姿に唖然としたのです。
激怒した理由を後から聞くと、私が電話した時、そのせいで大事な瞬間にシャッターが切れなくなり駅伝をカメラに
収められなかったという理由でした。
その後は一月に一度呆れて喧嘩状態でした。一緒にコンサートを聴きに行ったりもしましたが、それでも私のヒールが壊れて私が大変困っているのに思いやりのない言葉に晒されて喧嘩になり別々に帰ってしまったこともありました。
私の何について激怒する理由があったのか、いけないとされたのは何だったのか、いつもさっぱり分からず反省しようにも反省出来る手掛かりはありません。一度だけ知りました。私が親切心で選んだものとしても、その人からしたら代替の物であった訳で激怒した時がありました。普通だったら気持ちに対し一応有難うと受け取ると思っていた私はカルチャーショック以外の何ものでもありませんでした。また、直せるものも直せない為、経緯を辿り確認しているとそれが私のエゴだと言うばかりでした。
その人は多分親からのトラウマを持っているように思えました。ちょっとした事でイライラし短時間に段々怒りだすのでした。しかし、母の介護を抱えていた我が身としてはただでさえ大変なのに、これ以上波動を落とし苦しむのが苦痛でぱったり会わなくなりました。
何故この様な出会いがあったのでしょうか?出会う少し前に夜空の天に向かって私は願い事をしたのです。
「お父さん助けて!お願い!同じ町で近くの友だちと食べに行ったり飲みに行ったり出来る友だちが欲しい!母も孫達も私の言う事を本当には理解してくれません。ちょっと待ってと言っても誰も待てない人ばかりです。忙しいばかりで辛い!誰か私に相応しい人、大人と話しをしたいです。そんな人いるんでしょうか。お願い!」と涙ながらに訴えたのです。
そして、その時の私の希が全て叶えられていたのです。相応しいとは、宇宙からすれば私が魂のあり方を学ぶのに相応しい人を送り込んでくれたという訳です。全く感心しました。確かに、私の魂レベルの学びには相応しい相手だったということが理解出来ました。
何故いつもいつも面倒を見なくてはならない人ばかり私の所に集まるのだろう?と思いました。
それは、我慢していないで自分が嫌なことはきちんと”NO”と言える自分になれるよう、自分を愛し大切にしないといけないということを教える為に用意されたシチュエーションでした。そして、全く遭遇した事がないキャラクター人物だったことがきっかけで本気で宇宙の不思議に取り組むことになったのです。
そのあと、母の介護や家族への接し方などに大変役に立ったことは言うまでもありません。ここで私の魂は大きく成長したのです。ですので、この方があっての今の自分なので「宇宙よ、よくそういう人物を自分に送ってくれたな、ありがとう!」と宇宙とその方に感謝しています。
こういう風に宇宙はいつも私たちの思いや願いを聴いていてくれて、世話をしてくれています。勿論、どうしたいかは自分が決める事です。しかし、願う時はいつも100%純粋な気持ちを普段から持っていないと願いは届きません。その近道はいつもどんな小さな事でも気づいて感謝することです。そして人の幸せをいつも気にかける事です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さまにとって良い一日となりますように。