家族

ユーモア・センス

もっとユーモアを言えたらいいな

毎年冬のドイツから日本に帰国する兄はよく母と私を近距離の旅に誘ってくれました。

2010年頃だったか、京急ホテル城ヶ島に母と私を招待してくれました。部屋で上げ膳据え膳で大変寛げた記憶があります。

2012年には、伊豆高原の何部屋もあるコンドミニアムに母、私、息子、娘、娘婿の全員を招待してくれ旅費一切合切を出してくれました。部屋が広々して、窓からは初島が見え、皆大喜びでした。普通ならこの大人数での新類の団体旅行はあり得ないだろうし、交通費から全部費用を持ってくれる旅行もあり得ないと思います。

そして、2019年の3月には

やはり兄のご招待でヒルトンホテル東京お台場のプレミアムデラックスルームに泊まりました。120㎡、普通は一泊15万円する部屋だそうです。部屋をアップグレードです!

テラスにジャグジー風呂付き!水着持ってくればよかったなあ!まあいいや、夜ならキャミで入ってしまおう!(*≧∀≦*)

2面ガラス張りのリビングルームに、長テーブルのある眺めの良い広いダイニングルーム、広いキッチン、それにバストイレは2カ所、スバラシイ!

少々認知症の母は枕やベッド等 環境が変わったせいか5分おきにトイレに行きたがり、勝手の分からないトイレの場所が遠くて少し気の毒でした。兄と私と交代で母のトイレに付き添いましたが、5分置き。戻ると直ぐです!

家でいえば、母の部屋からトイレまでの距離の1.5倍は歩かないと、ホテルでトイレに行けないのは大変なことだったことでしょう。

皆んな眠くならなず午前3時頃やっと一人一人眠りにつきました。滅多に泊まらない所で寝たら勿体ないです!

所で、母親がしょっ中トイレに行き落ち着かない様子でいた時のユーモア溢れる会話がこちらです。

「うちが一番いい、うちの布団がいい」

とベッドで母が言うと、

兄「来年は布団も持ってきてあげるよ」

母「泊まるなんて聞いてない、もっとよく考えれば良かった」(いえ、いえ、言ってあります)

母「アンナ(愛犬)がひとりで可愛そう。部屋の電気ついてないんじゃないかしら。ご飯は食べたか心配。」

兄「大丈夫だよ タケオ(家にいた息子)がアンナに

散歩は何時がいいですか?

ご飯は何時にたべますか?

洋食か和食どちらにしますか?

って聞いてちゃんとやってきたよ」と答えているので爆笑してしまいました。

このシチュエーションでスッと出てくるユーモアには脱帽です。昔からユーモアセンスはあったと思いますが、ドイツ人の中では当たり前か、やはり人気者でしょう。兄の素晴らしい個性の一つです。

思わずニッコリさせるユーモアを日本人は何処で学んだらいいのでしょう。

もっと明るく楽しく人間味のある国民性になるのに勿体ない日常です。

安心して暮らせるという安心感が無いと心の余裕が無く、ユーモアで人を微笑ます事は出来ないように思います。

競争社会で生き残る為に絶えず人からどう見えるかばかり気にしていたら到底人を笑いに誘ってあげようとは思えないでしょう。

日本で「ユーモア・クラブ」でも立ち上げようかとさえ思ってしまいますが、そんな一朝一夕には出来ないセンスですね。でも、少しはこれから少しずつ心掛けて行こうかな。

今日もお訪ねくださりありがとうございます。良い一日をお過ごしください。

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